小説初心者が語る、村上春樹。

こんにちは、ついに本日2月24日、村上春樹の新作『騎士団長殺し』(第1部 顕れるイデア編・第2部 遷ろうメタファー編)が発売となりました。
全2巻の作品で、彼が長編小説を出すのは、『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』以来の4年ぶりとのことです。

新聞などでも取り上げられ、出版元である新潮社さんのHPでも紹介されています。楽しみですね。

村上春樹『騎士団長殺し』|新潮社
それは孤独で静謐な日々であるはずだった。騎士団長が顕(あらわ)れるまでは。

お恥ずかしい話ですが、当方ほとんど小説というものを読んだことがありませんでした。
最後に読んだのは恐らく中学生の頃で、当時話題になっていた『チーム・バチスタの栄光』シリーズです。

そんな僕ですが、CDを買いに行った渋谷のタワレコでなんとなく村上春樹の、
『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』が目に留まりました。

その作品が出版されたのが、僕が大学に入った年でした。
あれから4年、ほとんど小説は読まなかったな。と思ったのです。

そこで、『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』を買って読んだのが、僕の村上春樹入門です。
今回は似非ハルキストの僕が、初めて読むのにぴったり(?)な村上春樹の作品を3つ紹介します。

オススメの作品3選

1. 『ダンス・ダンス・ダンス』


『ダンス・ダンス・ダンス』は、僕が2番目に読んだ作品です。
つまり『風の歌を聴け』、『1973年のピンボール』、『羊をめぐる冒険』より前に、この小説を読んでしまったのです!
これらの作品に関連があるとも知らず、デビュー作の『風の歌を聴け』も読まずに、なぜか『ダンス・ダンス・ダンス』にいってしまいました。

ただ、『風の歌を聴け』、『1973年のピンボール』、『羊をめぐる冒険』も読んだ今思うのですが、
これらを読む順番は個人的には関係なかったのかなと感じます。

最初に『ダンス・ダンス・ダンス』を読んでも大丈夫でした。

しかしながら、経験は不可逆ですね。
他の作品を読んでいて、

「鼠ってあの鼠か〜」とか、「あの配電盤かー!」とか、
「これ『ダンス』読む前に知りたかったな・・・」とか思うことは度々ありました。
もし、これらの作品をまだ読んだことがないという場合は、作品の出版年順に読まれるのがいいかもしれません。

2. 『女のいない男たち』


これは今読んでいる短編集なのですが、なかなか面白いです。
長編小説は、まとまった時間がないと読めないかもしれませんが、
短編なら一つ数十分で読むこともできるので、長編はちょっと・・・という方にもオススメです。

短編集は、『レキシントンの幽霊』と『TVピープル』を読みましたが、
それらに比べても、『女のいない男たち』はとても読みやすく感じます。

どの短編でも夫婦関係であったり、恋愛関係がテーマの一つとして扱われているので、
共感しやすい部分が多いのかもしれません。

3. 『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』


これは先ほど書きましたが、僕がこの大学4年間で初めて(大学の授業以外で)読んだ小説です。

はじめの50ぺージくらいは読むのに時間がかかったのですが、
それ以降はほとんど1日で読みきってしまいました。

それを読んでいたときの自分の状況と、作品を重ねていたのだと思います。

多崎つくるの身には、本当にしんどいことが降りかかって、
それをなんとか、痛みに体を慣らしていくような方法で解決していきます。

本当に作品全体を通してしんどい雰囲気なのですが、それを一気に読みきれたということは、

読むことで読者である僕も、そして多崎つくるも、
おそらく救われたのだと思います。

映画:ノルウェイの森

僕が初めて触れた村会春樹の作品は、映画「ノルウェイの森」でした。

何年か前に「ノルウェイの森」を観た感想としては、「水原希子かわいい」くらいでした。
この作品は彼女の女優としてのデビュー作らしいのですが、作中での演技はとても素晴らしかったです。

正直まだ原作は読んでいませんが、今思うと、あの作品は村上春樹の世界観をうまく表現しているのではないかと思います。

結局、村上春樹の何がいいの?

僕が思う村上春樹の良さは、文章の綺麗さ比喩のうまさです。
ただ僕自身、小説を読んだ経験があまりないので相対的評価ではありません・・・。

ちなみに僕のブログの文章は、村上春樹の文体から影響を受けていると思います。

何かを書いて、括弧を付け足すスタイル(?)がそれですが、
彼の文章でも、2, 3ページに一回は出てきます。(あくまで個人の感想です)

まとめ

今回は村上春樹の新作発売に合わせて、春樹入門にオススメの作品を3つ紹介しました。
何かの参考になれば幸いです。

これから新作『騎士団長殺し』買いに行きます!

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