【ネタバレ無し】村上春樹『騎士団長殺し』について。

こんにちは、私就活生の身ではありますが、
ここ2日ほど、説明会へも行かず、企業の採用ページもチェックせず、

ただ村上春樹の『騎士団長殺し』読んでおりました。おもしろかったです。

そこで、感想のようなもの(・・・)を書いてみることにします。

感想(レビュー)といっても内容についてではなく、作品中に登場する絵画や音楽について、
僕が読んでいて思ったことを述べてみるだけなので、ネタバレ(のようなもの)はありません。

ただ、登場人物の関係性などに触れる必要性も出てこないとは限りませんので、その点については、あらかじめご注意ください。

セロニアス・モンク


初っ端から完全に個人的なことですが、最近ジャズを聴き始めました・・・。
ジャズを聴いてることを格好いいと思ってる・・・ダサいですね。

ダサいのは百も承知で、某動画投稿サイトで、ジャズの巨匠と呼ばれる人たちの音楽をいろいろと聞いています。
コルトレーン、カーク・ウェイラム、マイルス・デイヴィスなどです。

そのなかでも、特に僕が好きなのがセロニアス・モンクです。

音楽のことは詳しくはわかりませんが(もちろん楽譜なんて読めません)、
彼のピアノはインテリジェントな趣があります。(某動画投稿サイトのコメント欄にそう書いてありました)

本当にそんな感じがします。

なので、『騎士団長殺し』の文中に彼の名前を見つけたとき、少々驚きました。
まるで、お母さんとデパートで買い物をしているときに、クラスの何人かの友達に遭遇するような感覚です。(違いますね)

T・モンクに限ったことではありませんが、知っている作品が、他の作品で言及されているのを見つけると、なんだか嬉しいですね。

フェルナン・レジェ


レジェは、僕が好きな抽象画家の一人です。彼の絵も『騎士団長殺し』の一場面で出てきます。

パリの美術館では、なんども彼の絵を目にしました。
また意外かもしれませんが、ヴァチカンの美術館にも、彼のステンドガラスの作品が展示されています。

フェルナン・レジェ - Wikipedia
フェルナン・レジェ(Fernand Léger、1881年2月4日-1955年8月17日)は、20世紀前半に活動したフランスの画家。ピカソ、ブラックらとともにキュビスム(立体派)の画家と見なされるが、後にキュビスムの作風から離れ、太い輪郭線と単純なフォルム、明快な色彩を特色と...

Wikipediaによると、彼はピカソやブラックのような、キュビスムの画家だと思われがちです。

しかし彼の作品における、人物の表情の描き方は非常に独特です。
さらに美術館にある彼の作品の説明文では、彼の作品の特徴として、

抽象具象の両義性が挙げられていることが多いです。

例えば、下の絵に描かれている人物の表情は、
抽象的な記号のようにも見えるし、単なる没個性的かつ具体的な顔のようにも見えます。

小説などにおいては、抽象と具象のような二項対立は普遍的なテーマかもしれませんが、
レジェの絵がこの作品に出てくるということは、何か特別な意味を持っているのか、いないのか。

まとめ

『騎士団長殺し』に出てくるジャズ・ピアニストや画家について、いろいろと書いてみました。
しかし、この作品に出てくる様々な人物、バンド、クラシック音楽などのなかで、僕が知っていたものは、(当然かもしれませんが)本当に数少ないです。

これから、もっといろいろな分野の作品に触れていかなくてはいけませんね。

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